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セチリジン塩酸塩の効果と用量用法

セチリジン塩酸塩を有効成分とするジルテックは、ベルギーで開発されて日本では1998年から発売されている、第二世代の抗ヒスタミン薬です。
花粉症や蕁麻疹などのアレルギー症状を抑える作用があります。
アレルギーの原因となるヒスタミンやロイコトリエンやプロスタグランジンなどのケミカルメディエーターの作用を抑えて、アレルギー症状を緩和するという薬です。

ケミカルメディエーターとは?

ケミカルメディエーターと言うのは、アレルギーを誘発する物質です。
ケミカルメディエーターには多くの種類がありますが、ヒスタミンだけではなく多くのケミカルメディエーターを抑制することがセチリジン塩酸塩の特徴です。

セチリジン塩酸塩の効果は次のように報告されています。
アレルギー性鼻炎に使用したところ、およそ50%で中等度以上の改善が認められ、蕁麻疹に使用したところ約77%で中等度以上の改善、皮膚搔痒症で使用したところ約75%で中等度の改善が認められました。

セチリジン塩酸塩のR体と言う部分を光学分割してさらに改良したものに、レボセチリジン塩酸塩を有効成分とするジルテックという商品があります。
これもベルギーで開発された後2010年に日本でも発売されています。
第二世代の抗ヒスタミン薬は第一世代と比べると眠気の副作用は少ないのですが、レボセチリジン塩酸塩はセチリジン塩酸塩よりも、1段階ほど眠気の副作用が軽くなったと言っても良いでしょう。

セチリジン塩酸塩は、効果も強いですが眠気の副作用も強めです。
しかし、成人の場合は1日1回、就寝前の服用なので、多くの人が副作用を感じることなくぐっすりと眠ることが出来ると感じています。

セチリジン塩酸塩(ジルテック)の正しい服用方法

セチリジン塩酸塩には、5mg錠と10mg錠の2種類の錠剤があります。
そして、錠剤がのみにくい子供向けのドライシロップもあります。

ドライシロップはそのまま飲めるお子さんはそのまま飲んでもかまいませんし、水に溶かして飲んでもかまいません。
また、ジュースに混ぜたりヨーグルトやアイスクリームに混ぜたりしてもOKです。
但し、何かに溶かしたり混ぜたりしたものを長時間放置するのはやめましょう。

セチリジン塩酸塩の服用方法(成人)

成人の場合、通常は1日10mgを1日1回、就寝前に服用します。
年齢や症状に合わせて適時増減できますが、最高投与量は1日20mgまでです。

セチリジン塩酸塩の服用方法(小児)

小児の場合は、7歳以上15歳未満には1回5mgを1日2回、朝食後と就寝前に服用します。
朝の服用後は眠気の副作用が出ることがあります。
授業中に眠くなることもあるので注意が必要です。
小学生や中学生は、このような眠気の強く出る薬を飲んでいるということを担任の先生などに伝えておくと良いでしょう。
また自転車の運転などにも気をつけましょう。

セチリジン塩酸塩を服用する前の注意点と副作用

セチリジン塩酸塩は、重度の腎機能障害がある人には使えません。
腎臓が悪いと指摘されている人は必ず主治医に相談してから服用しましょう。

また、非常に稀ですが、重大な副作用の報告もあります。
使用中に異変を感じた場合も、医師に報告しましょう。

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